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郭さんて誰?
家庭料理の名人を探していたら、会社の日本人の女性が言いましたネ。「知ってますよ。ホントの名人。美味いのなんのって。私いつも食べさせてもらって……」。それが郭さんです。
「よくもそんなウマい知り合いがいるものだ」。よく聞いたら、彼女のご主人のお父さんなのだそうです……。


木須肉(ムースーロウ)
材料:
  • きくらげ適量(水につけてふやかしておく)
  • きゅうり半本
  • 豚肉200g、卵2個、葱少量、生姜少量、塩・砂糖・醤油・紹興酒

作り方

  1. フライパンに油をひき、たまごを良く溶いて炒める。(油は多めに。卵をひいたあと、若干時間を置いて卵が膨らむのを待ち、ざっくりきり込んで、卵が大きくふっくらした形になるようにする)
  2. 卵をフライパンから取り出しておく
  3. フライパンに再度油をひき、よく熱し、肉を炒める
  4. 肉の色が変わったら、葱と生姜・きくらげを加えて、さっと炒める
  5. その後、醤油・塩・砂糖・紹興酒・味の素を加え
  6. 最後にあらかじめ炒めておいた卵ときゅうりを入れ、さっと炒める。終わり。
郭パパの一言アドバイス:
卵のふっくら感が美味しさを決めます!
後は炒め方。できるだけ、さっと炒めます。さっとネ。きゅうりも最後にさっと炒めるだけのほうが美味しいですよ。

野次馬の一言:
「ざっくり」とか「ふっくら感」とか「さっと」とか。随分情緒的な言葉がたくさん出てきますが、読んでいる人は分かりますかね。私にはよく分かりませんね。「ざっくり」切り込むと、どういう具合に「ふっくら」するのか。まあいいやね。


醤牛肉(牛肉チャーシュー)
材料:
  • 牛肉 1キログラムのかたまり(腿肉もしくは腱肉)
  • ビール 大ビン1本
  • ねぎ半分・生姜適量・八角適量・花椒適量

作り方

  1. 大鍋で、甜面醤をビールでよく溶かす
  2. その他の材料も全て入れ、弱火で3時間ことこと煮込む
  3. はい、できあがり。超簡単!!
郭パパの一言アドバイス:
ポイントは、一にも二にも、牛肉の質。
今回ばかりは、けちらずに良い肉を買ってください。柔らかいのをね。
これは、作り方は簡単ですが、味はマジ美味しいですよ。酒のツマミにもぴったりです。
そうそう、肉を買うときはかたまりで買ってください。そして、かたまりのまま煮込んでくださいね。ダイナミックにね。

野次馬の一言:
赤ちゃんが無事生まれ久々の登場でした。よかった、よかった。


老北京炸醤麺 (ジャージャー麺)
材料:
  • 豚肉(脂身の多いもの)
  • ネギ・生姜
  • 生麺(中華麺最適、ウドン・ラーメンでもOK!)
  • 甜麺醤 300g
  • 紹興酒 50t
  • 油 150t

作り方

  1. 多めに油をひき、細かく四角切りにした豚肉を炒める
  2. 色が変わってきたら、ネギと生姜を入れ中火で炒める
  3. 香りがついてきたら、弱火にし、甜麺醤を入れ混ぜ合わせる
  4. 紹興酒を入れる。粘りが強すぎる場合には適当に水を加える
  5. これで、醤は出来上がり!
  6. 麺をゆで、副菜を加える
  7. 副菜は、ゆで大豆・湯通ししたもやし、湯通しした白菜の千切り・キュウリ千切り・大根千切り・ネギみじん切りなど
郭パパの一言アドバイス:
今回ばかりはダイエットを忘れ、油をタップリ使ってくださいよ! そして、お肉も脂身タップリを選んでね。麺とからめるときにこの油がおいしさのポイントになりますよ!

野次馬の一言:
写真は中央右がタレを混ぜる前、左が混ぜた後。念のため。炸醤麺は北京の下町の味です、夏には左手のキュウリを囓りながらこれを食べるんですね。最高。


紅焼鶏塊 (鶏肉の中華風醤油煮)
材料(4人分):
  • 鶏胸肉 八つ
  • ネギ
  • 山椒・生姜 
  • 八角・醤油・塩
  • 紹興酒

作り方

  1. 鍋に肉を入れ、肉がひたひたになるほどの水を加える
  2. 強火で沸騰させ、あくを取る
  3. ネギのぶつ切り、生姜、八角、山椒、紹興酒、醤油を加える
  4. 弱火で一時間半、ぐつぐつ煮る
  5. はい! できあがり
郭パパの一言アドバイス:
生姜・八角・紹興酒・醤油の量によって味が変わります。いろいろ試してお好みの味を探してください。

野次馬の一言:
中国で食べる鶏肉は美味しいですよね。ただ気に掛かるのは、鶏胸肉八つで作ったのに、写真ではなぜ4つになっちゃったんでしょう。


西紅柿炒鶏蛋 (トマトとタマゴの炒め物)

材料:
  • トマト 500g (大きめ二つ)
  • タマゴ 三つ
  • ネギ少々(薄切り)
  • 塩 
  • 砂糖
  • 油 
作り方
  1. トマトを丸ごと火であぶり、皮を剥き、適当な大きさに切る。
    (真ん中に箸をさして火であぶるとやりやすいです、また切るときには大ぶりに切りの方が美味しくなります)
  2. タマゴをとき、油をたっぷりひいたフライパンで炒める。塩少々。
    (油を多めにし、タマゴを入れたあとしばらく時間をおいてタマゴが膨らんでくるのを待ち、ざっと箸でタマゴを切り込むように炒める)
  3. 一度、炒め終わったタマゴを皿に移す
  4. 再度油を多めにひき、大火でフライパンでよく熱する
  5. ネギを入れ、香りをだす
  6. トマトを加え更に炒め、卵も入れる
  7. 塩、砂糖で好みの味つけをして出来上がり
郭パパの一言アドバイス:
タマゴをふっくら炒めるのがコツ。そのためには油を多めに。また、トマトの汁が出るくらいの仕上がりがベスト。その汁をご飯にかけると、これまた美味。

野次馬の一言:
中国ではよく見かける料理です。誰が作っても同じにできると思っていましたが、ちゃんとコツがあるのですね。


油?大蝦 (エビのめっちゃうま煮)
材料:
  • タイショウエビ 500g
  • ねぎ 少々
  • 生姜 少々(たんざく切り)
  • 塩   〃
  • 砂糖  〃
  • 醤油  25t
  • 紹興酒 30cc
  • 水   30cc
  • 油 (エビが充分浸るくらい)

作り方

  1. 油を充分に熱する
  2. エビを入れる。(エビが多い場合は2回に分けて)
  3. エビに充分火が通ったら、一度取り出す
  4. 残り油に、ネギ・生姜・醤油。水を入れ香り出しをする
  5. エビを戻し、紹興酒・酒・砂糖で味を整え出来あがり
一言アドバイス:
オイルのタレにどれだけエビ風味が出せるかが美味しさの秘訣。エビをオイルで熱する際じっくり時間をかけましょう!

野次馬の一言:
ひどい料理名ですね。それにしても、日本人のお嫁さんが言うには、「北京で食べた料理ではダントツのNO.1」。是非お試しください。


清燉排骨 (排骨のじっくり煮)
材料:
排骨、ネギ、生姜かけら、塩、紹興酒、胡椒、八角

作り方

  1. 排骨をよく洗う
  2. 沸騰した湯に入れ、さっと湯がく
  3. 鍋に移し、排骨が浸るくらいに水を入れる
  4. ネギ、生姜、八角を入れて沸騰させる
  5. 沸騰したら、胡椒、塩、紹興酒を加え強火で5分
  6. 弱火で2時間
一言アドバイス:
「コトコト2時間」、これがコツです。これでやわらか〜い排骨のできあがり!


素悶扁豆 (インゲン豆の炒めもの)
材料:
インゲン豆、ニンニク、塩、紹興酒、醤油

作り方:

  1. 油をひき、十分に熱する
  2. 水・醤油・ニンニク・紹興酒をいれ沸騰させる
  3. 十分に沸騰したところでインゲン豆をいれる
  4. 蓋をして中火で5分炒める
  5. 塩で味をつける
  6. 再び蓋をして、水気が飛んだら出来上がり


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