『雑踏に酔う』に寄せられた読者の声


余韻に酔っています(千葉県 高橋さん)

「雑踏に酔う」CDロム、最後まで見終え、聞き終え、すばらしい余韻に浸っています。本を読み終えた後の感想とも違う、ビデオを見た後とも違う、心地のよさです。
 次々と展開される北京の姿、和田さんの筆の力に、坂東さんの確かな朗読の技量が相俟って、画面に引き込まれてしまいます。
 そう、画像に声の説明が付く事で、こちらの想像力が駆り立てられます。次次と送られる画面を追う楽しさ。
 動く画面ではない、写真である事がとても嬉しいのです。そして決して邪魔せずに、しかししっかりと聞こえるBGMの音色もとてもやさしい。
 北京の「雑踏」に連れて行って頂いているのに、癒される心。和田さんの文章の暖かさ、坂東さんの声のやさしさでしょうか。
 友人達にも自信を持って、自慢をして紹介できる作品に巡り合うことができました。
 この御値段では申し訳ない程の楽しさを頂いています。
 ステキな作品をありがとうございました。  


胡同はどうして灰色なのか?(北京在住 直木さん)

 胡同はどうして灰色なのか?
 考えたことがなかったです。
 私の住んでいる部屋からは景山公園の万春亭が見えるのですが、眼下はすべて胡同の家々なんです。
 季節が変わるたびにその灰色のなかにオレンジ色の柿がなっていたり、真っ白い雪が降ったり、新緑が映えていたり、青空が広がっていたりするのがとても印象に残っています。また、冬には白菜の山、夏にはスイカの山など、季節を感じさせるものがたくさんありますよね。

 私も親しい友達に向けてメールの形で北京の生活を書いて送ったりするのですが、食べ物の話ばかりだ、と指摘されています。


透明感のある朗読(STさん)  胡同のCDを拝見いたしました。
 和田さんの美しい文章、写真と坂東さんの明るく透明感のある朗読がマッチし、とても素晴しい作品にお仕上げですね。


朗読が良い(ユキエさん 朗読の坂東さんのご友人)  昨日も聴いて改めて思ったのですが、坂東さんのお声はステキです!
先日の夜中のメールで続きがあります、と書きましたのは実はこの「声」について、です。
以前、北京放送の「中国の旅」で和田さんの「黄河幻想」の一節を朗読された時に、その素晴らしさ、格調のたかさに感動してメールを差し上げた事がありましたが、今度のCDロムで再確認しました。
 坂東さんがそのお声で語り、読まれたら、作品がすごく温かみをおび、聞いている者の心にとてもやさしく入り込んでくるのです。
 例えば和田さんの皮肉っぽい表現があったとしても、坂東さんの朗読で、温かく包み込む愛情の表現に変ってくるのです。
これが聞いていてとても心地よい…坂東さんのこの声と話し方に魅了されるのです。
 和田さんのパートナー選出は大正解だったと思います。  


癒されます(YTさん) (略)  本当は、故宮の瑠璃瓦の美しさ、春の柳の緑、黄金色の秋の美しさ、フートンの音、せみの声、市場のざわめきなどなど、具体的な例をあげて感想を書きたかったのですが、せっかちな性格で、感激覚めやらぬうちにすぐにお送りしたく、送信します。
 本当に今まで見たことがない、視覚、聴覚に響く美しい作品でした。見て、聞いて、癒される文学作品でした。 (略)  


「まのあけみ」さんから坂東さんへのメイル               弘美人的アナウンサ−様
(略)
 CDロムも聞くほどにいい!日進で、次男とパソコンで見ましたが、フ−トンのくだりは声を立てて笑い、感動してました。BGMが私の曲だと言うと、「ちゃんと新たに作ればよかったのに」とのコメント。次男は笑って、私は思わず涙がこみ上げるフ−トンの路地の情景……。ああいう生活は消えてゆくね。中国の発展と共に……。
 本当に価値のある、いい物になっています。おめでとう!!!
 あっちこっちへの中国報告のおみやげになるし、私達も売れると思う。本当にご苦労様!!


北京へ行ってきました(河野さん) 6月中旬夫婦で北京へ行ってきました。CD-ROMで聴いていた「雑踏に酔う」のとおりでした。まったく、あの広さとスケールの大きさには驚かされました。


次は……(茂原さん) 今度は「チベットに酔う」を作ってほしい。


現実から離れたみたいで……(三輪さん)  和田さんの「中国に旅行がしたくなる本」を図書館で借りて読んだことがあります。内容も面白かった上に和田さんのお人柄にも魅せられ、ホームページを探しましたところ、このCD-ROMのことを知りました。面白そうだな、と注文してみたわけです。
 未だ北京には行ったことがないのですが、写真の数々と、坂東さんの語りで、本当に北京にきているような、空気感を味わうことができました。そして、本当に行ってみたいと思いました。
 できれば、それぞれの季節に。通常の本やビデオでは伝わってこない魅力があふれていて、これを制作しようと試みられた和田さんがますます好きになりました。
 ひととき、現実から離れてしまった感じです。ともかく、ありがとうございました。これからも、ますますご活躍くださいませ。


印象に残る映像詩(三井さん)  朗読と写真が静かな北京と賑わう北京の二つの顔を映し出していて、とても印象に残る映像詩ですね。
 過日、家族連れで中国へ行ったとき、天橋のディスカウントショップ?で30元のキャリーバックを買ったり、在るハズもないと思った仮面ライダーのおもちゃを子どもが探して来て、なんでここまできて買うの!とぼやいたりしたものですが、このCDを聴いて見て、また、あの雰囲気を味わいたくなりました。


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